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潜水作業中の事故から1年...県水産研究所職員の追悼式 組織再編し再発防止誓う 山形

2025年4月、潜水作業中の事故で亡くなった県水産研究所の職員五十嵐大将さんの追悼式が鶴岡市で行われた。

この事故は2025年4月2日、鶴岡市の温海沖で1人で潜水作業をしていた県水産研究所の職員・五十嵐大将さん(31)が、海底で沈んだ状態で見つかり死亡が確認されたもの。

2025年5月には、県職員の安全衛生管理態勢を監督する「県人事委員会」が、「労働安全衛生法違反」の疑いで研究所に立ち入り調査を行い、複数の法令違反が認定されている。

事故から1年のきょう2日、鶴岡市の県水産技術振興センターで行われた追悼式には遺族や関係者が出席。
吉村知事らが黙とうを捧げ再発防止を誓った。

(吉村美栄子知事)
「職責を全うしようとする五十嵐研究員の崇高な精神を深く心に刻み、こうした痛ましい事故が再び起こらないよう、安全対策を万全にすることをあらためて誓う」

この事故をめぐっては、研究所側が法律で定められた「潜水の安全に関して職員の意見を聞く場を設けていないこと」や、「研究所がやるべき潜水器具の安全点検を職員個人任せにしていたこと」など、安全管理が徹底されていなかったことが指摘されている。

(遺族)
「安全管理があまりにもずさんすぎて、起こるべくして起きた事故だと思っている」
「きっと大将は、怖かったけどしなきゃいけなかった、誰か助けてほしかった」

(県農林水産部・小泉篤次長)
「潜水業務の心得を職員に周知せずに1人潜水を常態化させていた。県の業務管理に問題があったとあらためて思っている」

県は再発防止策として、4月から水産研究所を水産技術振興センターに統合する組織再編を行い、マネジメントや安全管理体制の強化を図る方針。