"若者「庄」学校"で若者の地元定着目指す 豪雨災害に見舞われた大沢地区の課題解決を研究 山形・酒田市
高校生が地域の魅力や課題を学び解決策を考えました。2024年7月、豪雨災害に見舞われた酒田市大沢地区を研究した成果の発表会がきのう酒田市で開かれました。
この取り組みは、若者の郷土愛を育むことを目的に、県が毎年開催しているもの。
題して若者「庄」学校。
2026年度は酒田南高校・特別進学コースの1年生33人が、2024年7月の豪雨で甚大な被害があった酒田市大沢地区の課題や魅力を研究してきた。
講師をつとめたのは、大沢地区で地域振興や復興支援を行う阿部彩人さん。
成果発表には地区住民らも招かれた。
生徒たちは、自ら体験したジュンサイ採りなどの地域資源の活用や、跡継ぎ不在で行き場を失った土地や建物・農機具などの取引を仲介するアプリの提案など、地区の課題をテーマに解決策を考え、研究した成果を発表した。
(成果発表した生徒)
「人が少なくなっているのに対し、大沢地区に住みたい人もいる。どちらにもメリットがあるようなアプリを考えました」
「地元民なので、自分たちが出したボランティアという活動を実現して、活気が戻ってくれるような大沢地区にしたい」
(講師・阿部彩人さん)
「豪雨災害をきっかけに、地域の外から関わってくれる若い世代の人も今回のように増えてきている。大沢地区の新しい未来を作っていくことを、高校生や若い世代と共にできれば良い」
県は若者の地元定着を目指し、庄内を学びの場にしたフィールドワークを2026年度も開催したいとしている。