スノーダンプの上に仰向けで発見・水路に誤って転落し流されたか 雪害死亡事故3件 山形・最上町
県内各地で、除雪で高齢者が亡くなる事故が相次いでいる。最上町では、女性が水路内で倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが死亡が確認された。警察は除雪中に転落した可能性があるとみて調べている。
2日午後3時半ごろ、最上町若宮で、近くに住む住民から「水路に人が落ちている」と警察と消防に通報があった。
水路に落ちていた女性(85)は、自宅から75メートル離れた場所で、スノーダンプの上に仰向けで乗った状態で見つかり、病院へ運ばれたが発見されてから1時間半後に死亡が確認された。
亡くなった女性は、午後2時ごろ、自宅の敷地内をスノーダンプを使って1人で除雪している姿が目撃されていて、何らかの理由で水路内へ転落したとみられている。
警察は、女性が除雪中に転落した可能性があるとみて調べている。
このほか同じく2日に、大江町で89歳の男性が自宅の敷地を除雪中に、除雪機の下敷きになって左足首を骨折した。
また、新庄市では、62歳の女性がアパートの駐車場の除雪中に、足を滑らせて背骨を折る事故が発生した。
さらに、3日午前9時半ごろ、鶴岡市一霞で78歳の男性が自宅の雪下ろしをしていたところ、屋根から転落して亡くなる事故があった。
この男性はヘルメット・命綱を使用せず、1人で作業をしていたという。
これで、今シーズンの県内での雪害による死者は3人目となった。
県によると、2020年度から5年間に起きた落雪事故で被害にあったのは65歳以上が65%を占め、高齢者が被害にあうケースが多くなっている。
県は、雪下ろしなどの除雪作業の際は、2人以上で作業すること、ヘルメット・命綱を使用することなど、事故を防ぐよう呼びかけている。