県内で「後継者がいない」と回答した企業は51.90％で、2024年の調査よりも増えたことが信用調査会社のまとめでわかった。

信用調査会社・東京商工リサーチ山形支店によると、県内で「後継者がいない」と回答した企業の割合は51.90％だった。
これは前の年に比べて約1.7ポイント増加していて、全国の都道府県別では38番目となっている。

また、全国の後継者不在率は62.60％で、前の年より0.45ポイント増えている。

年々増加傾向にある後継者の不足問題について、東京商工リサーチ山形支店は「代表者が高齢になっても事業を続ける必要がある点」や「内部昇進の少なさ」をあげ、何が内部昇進を阻むのか見つめ直す必要があるとしている。