安全な下校を…クマ対策で小学生の下校にタクシー活用
教育の現場もクマ対策に追われている。山形市の小学校では児童の下校にタクシーを活用する実証実験をきょうから始めた。
(リポート)「学校の駐車場に停まるこちらのタクシー。実は子どもたちを送り届けるためのスクールタクシーなんです」
取り組みを始めたのは山形市の蔵王第二小学校。この学区では今年7月以降、クマの出没が相次いでいて、保護者から不安の声が寄せられていた。
朝は集団登校だが、下校は児童それぞれが個別に帰宅していることから、不安を感じた保護者はこれまで、車で迎えに来るなどの対応を余儀なくされていた。
こうした状況を受け、保護者と地域住民で組織する「蔵王地域交通検討会」が今回の取り組みを始めた。
(蔵王地域交通検討会・荒井拓也共同代表)「地域における移動のニーズは大きくなっていると思う。(様々なニーズを)1つ1つ解決するための実証運行になれば」
今回の実験は山形市内のタクシー会社と連携し、学年ごとに相乗りで帰宅する。
今回の取り組みには、全校児童66人のうち半郷地区に住む児童9人が参加を希望していて、実証実験にかかる費用は地域内外からの寄付で賄われる。
(男子児童)
「最近は友達の車に乗せてもらって、家の前でおろしてもらっていた。歩きとかだとクマとかが怖いのでその点ではとても嬉しい」
この実証実験は今月28日まで行われ、利用した保護者と児童へのアンケートなどをもとに来年度の対策に活かされる。
(リポート)「学校の駐車場に停まるこちらのタクシー。実は子どもたちを送り届けるためのスクールタクシーなんです」
取り組みを始めたのは山形市の蔵王第二小学校。この学区では今年7月以降、クマの出没が相次いでいて、保護者から不安の声が寄せられていた。
朝は集団登校だが、下校は児童それぞれが個別に帰宅していることから、不安を感じた保護者はこれまで、車で迎えに来るなどの対応を余儀なくされていた。
こうした状況を受け、保護者と地域住民で組織する「蔵王地域交通検討会」が今回の取り組みを始めた。
(蔵王地域交通検討会・荒井拓也共同代表)「地域における移動のニーズは大きくなっていると思う。(様々なニーズを)1つ1つ解決するための実証運行になれば」
今回の実験は山形市内のタクシー会社と連携し、学年ごとに相乗りで帰宅する。
今回の取り組みには、全校児童66人のうち半郷地区に住む児童9人が参加を希望していて、実証実験にかかる費用は地域内外からの寄付で賄われる。
(男子児童)
「最近は友達の車に乗せてもらって、家の前でおろしてもらっていた。歩きとかだとクマとかが怖いのでその点ではとても嬉しい」
この実証実験は今月28日まで行われ、利用した保護者と児童へのアンケートなどをもとに来年度の対策に活かされる。