西川町長が一部パワハラ行為認める...元職員への行為・再現動画見せられ「大変申し訳ない」 山形・西川町
西川町の菅野大志(かんのだいし)町長による職員へのパワハラ疑惑をめぐり、町議会調査特別委員会による証人尋問が行われた。町長は一部のパワハラ行為を認めた。
30日に開かれた委員会では、元職員など21人に行なったアンケート調査などを基に、菅野町長に証人尋問を行った。
この中で、「襟元をつかまれ町長室に連れ込まれた」とする元職員の証言についても事実確認が行われた。
(飯野幹夫委員)
「町長室に連れ込まれたと元職員が証言しているが、これは事実ですか?」
(西川町・菅野大志町長)
「はい。一緒に町長室に連れ込んだというか...町長室で話しました」
そして、この行為を再現した動画を見せられると。
(飯野幹夫委員)
「引きずり込む行動は、身体的攻撃で暴力行為であると思うが、その辺についてはどう思いますか?」
(西川町・菅野大志町長)
「大変申し訳なく思っています」
菅野町長はこのように述べ、一部パワハラ行為について認めた。
(町民)
「事実をありのまま述べればいいのに、自分の意見が多くて少しずれている感じがした」
「大声で怒鳴ったり、ハラスメントがあったんだとあらためて感じた」
「言ったほうと言われたほうのすれ違い。両方とも町のためにということでやっているとは思う」
委員会では今後、調査を基に、どの行為がパワハラに該当するかを精査する方針。