山形大学の次期学長の最終選考会が行われ、現在、副学長で理事の出口毅氏が就任することが決まった。
29日、山形大学は次期学長の最終選考会を開き、「山形大学が求める学長像の資質と能力を有する」として、現在、副学長で理事の出口毅氏に決定した。
(山形大学次期学長候補者・出口毅氏)
「現玉手学長の下で役員として職務にあたってきた。これまでの取り組みをしっかりと継承していくとともに、常に最善を目指し改革していくことを意識して大学経営に取り組む」
出口氏は現在62歳で、東根市の出身。
山形大学教育学部を卒業後、筑波大学大学院で心理学専攻を修了。
2018年から山形大学の副学長を務め、2020年からは理事も兼任している。
(山形大学次期学長候補者・出口毅氏)
「学内外の連携なくして今以上の機能を発揮することは難しくなる。そのためにも地域を生かして世界につながる大学を目指す」
今後、文部科学大臣から任命を受け、正式に学長に就任する。
学長の任期は2026年4月から6年間。