「秋の交通安全県民運動」の最終日、天童市では交通死亡事故の撲滅を目指し、ドライバーや買い物客へ交通安全を呼びかけた。
9月21日に始まった「秋の交通安全県民運動」。
最終日の30日は、国が定める「交通事故死ゼロを目指す日」。
30日に天童市で行われた啓発活動には、市の職員や警察など約50人が参加した。
「道の駅天童温泉」そばの国道13号では、交通安全協会の会員などが「飲酒運転撲滅」「シートベルト着用」と書かれたのぼり旗などを持ち、ドライバーに交通安全を呼びかけた。
また道の駅では、天童市交通安全母の会の会員が、買い物客に「反射材のシール」が入ったポケットティッシュを配り、事故防止を訴えた。
(天童警察署・金子絢雄交通課長)
「歩行者には反射材をつけてもらい明るい服装を心がけてほしい。車の運転手はシートベルトを締めてもらい、早めのライト点灯をお願いしたい」
県警によると、2025年に県内で発生した交通死亡事故は13件で、2024年の同じ時期と比べ5件減っているが、事故の発生件数は1761件と26件増えている。