旧大沼山形本店の屋上にある大看板の撤去工事が、22日夜に始まる。山形市の佐藤市長は、現在進める都市開発事業について「中心市街地の活性化に資する再開発としたい」と意欲を語った。
旧大沼山形本店の土地と建物を所有する山形市の外郭団体「山形市都市振興公社」は、屋上にある大看板の老朽化が進み、強風による落下などの危険があることから、22日夜から撤去工事を行う。
計画では22日午後9時から作業を開始し、11月末までに看板の解体・撤去などを終える予定。
旧大沼周辺の再開発計画を進める山形市の佐藤孝弘市長は、22日の定例会見で、現在進めている都市開発事業について、「中心市街地の活性化に資する再開発としたい」と意欲を述べた。
(山形市・佐藤孝弘市長)
「旧大沼周辺は、1番大きなパズルのピースのような形になるので、中心市街地の活性化に資する再開発になるよう努めていきたい」
山形市は現在、旧大沼の解体と周辺の再開発について、地権者などでつくる協議会と基本構想を検討していて、2025年度中の策定を目指している。