南陽市の熊野大社では、今、色とりどりの風鈴がつるされていて、涼やかな音色が参拝者を迎えています。
日本三熊野のひとつに数えられる南陽市宮内の熊野大社では、毎年この時期、風鈴の音色に願いを込める「かなで」という祈願祭を行っている。
境内には、色とりどりの風鈴約1000個があちこちに飾られていて、短冊には良縁や健康祈願など、一般の参拝者の願い事が書かれている。
6月下旬から気温の高い日が続き、3日も強い日差しが降り注ぐ中、境内には風が吹くたびに風鈴の涼やかな音色が響き、参拝者は心を落ち着かせながら境内を回っていた。
(埼玉・熊谷市から)
「涼しい感じ、癒される感じがした」
(南陽市内から)
「リセットされるというか、そんな感じで時々来ます。気持ちだけでも涼しくなれたらいい」
風鈴の音色に心癒される祈願祭「かなで」は9月30日まで行われている。