今月20日、県内で今年初めてのツツガムシ病の発生が確認された。
県によると、今月上旬、庄内地域の60代の女性が、発疹や嘔吐、下痢などの症状を訴え医療機関を受診したところ、今月16日「ツツガムシ病」と診断された。
女性は発病する前、複数回に渡って山に入り山菜採りをしていたという。
県内での「つつが虫病」発生の確認は今年初めて。
ツツガムシ病は、体長0.3ミリほどのダニの一種・フトゲツツガムシの幼虫が人を刺すことで発症する。
症状が風邪に似ているため発症に気づかないことも多く、手当てが遅れれば死に至るケースもある。
県は、やぶなどに入る際は長袖・長ズボンを着用するよう呼びかけている。