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ガードレール・柵設置なし...3年前と同じ場所で崖下へ車転落・対策急務 山形・鶴岡市国道112号月山道路

鶴岡市の月山道路で車が崖下へ転落して運転していた男性が死亡した事故を受け、警察などが現場の緊急点検を行った。この場所では3年前にも同じような転落事故が起きていて、安全対策が急務となっている。

8月25日に事故があった鶴岡市田麦俣の国道112号・月山道路で、28日午後3時から緊急現場点検が行われた。

警察・国土交通省の職員などが参加し、車が転落した場所や当時の状況・道路の形状などを確認した。

事故が起きたのは8月25日午後3時半ごろ。
国道を走っていた乗用車が車線をはずれ、道路沿いの駐車場を通過してそのまま崖下に転落し、山形市の47歳の男性が死亡した。
現場にはガードレールや柵などが設置されていなかった。

(鶴岡警察署・佐野正人交通課長)
「カーブが続く山岳道路ということで、ドライバーの人が前を向いてハンドルを的確に操作し、緊張感をもって運転しないと大変危険な道路」

付近では3年前の2023年にも車が崖下に転落する事故があり、2人が死亡している。
当時は夜間の見通しの悪さが事故の要因の1つだったとして、国土交通省が光る視線誘導標を設置するなど対策をとった。

それでも再び発生してしまった今回の死亡事故。
翌26日には、現場に仮設のガードレールが設置されたが、あくまでも応急的な対策。
28日に現場で行なわれた点検で、今後必要となるさらなる安全対策を検討した。

(酒田河川国道事務所・工藤金充副所長)
「合同点検で皆さんから意見や提案をもらったので、それを持ち帰りこの場所に合う対策を検討して、鶴岡署と相談しながら対策をしていきたい」

近隣住民によると、この場所は冬になると除雪した雪を崖下へ捨てる排雪場所にもなっていたという。
今回の緊急点検を踏まえ、今後、恒久的な対策がどう進められるかが焦点となる。