このページは JavaScript を使用しています。
お使いのブラウザーは JavaScript が無効になっているか、JavaScript に対応していません。
このページ表示する場合は JavaScriptを有効にするか、JavaScript に対応しているブラウザーでアクセスしてください。

NEWS

防災アドバイザーに聞く・夏と冬で"防災リュックの衣替え"を いざという時の備えを見直して 山形 

※権利の関係で映像は部分的です

県内の避難所のうち3分の1には冷房が整備されていないため、災害があった場合、避難所であっても厳しい避難生活を強いられる可能性がある。いざという時のために、今できる備えを防災士に聞いた。

(県自主防災アドバイザー・細谷真紀子さん)
「熊本地震によって、今まで山形県で想定していた冬の災害だけでなく、夏の暑さ対策がとても重要だということがクローズアップされた」

こう話すのは、山形市在住の防災士で県の自主防災アドバイザーを務める細谷真紀子さん。
今回の熊本地震では、車中泊をしていた女性が熱中症の疑いで死亡するなど、猛烈な暑さの中での避難生活を強いられている。
もし夏に被災したら...、いざという時のためにどのような備えをしておけばよいのだろうか。

(県自主防災アドバイザー・細谷真紀子さん)
「リュックの中の衣替えをこれを機にきちんと行ってほしい。冬場のことを考えて暖かくするもの、例えばカイロ・タオルを多めに入れている人もいると思う。それを出してもらって、夏場の保冷のものに入れ替えるということが"防災リュックの衣替え"になる」

おすすめは、経口補水液やゼリー、タブレットなど水分・塩分を補給できるもの、冷却タオルなど、普段から熱中症対策に必要なもの。

(県自主防災アドバイザー・細谷真紀子さん)
「備蓄を少し増やすローリングストックの1つにしてほしい。長期保存食など特別なものだけでなくて、普段自分が水分補給しているものを1週間分というイメージで備えてもらうと楽」

さらにもう1つ、夏に注意が必要なのは衛生面。

(県自主防災アドバイザー・細谷真紀子さん)
「暑い中で汗をかいたり、災害が起きた後は粉塵が舞っていたりして、どうしても体が汚れてしまう。その中できれいに衛生管理ができないと体調を崩したりということにつながるので、"衛生管理=自分の命を守るもの"という感覚で備えてほしい」

なかでも用意しておくとよいのが、「使い捨ての下着」。

(県自主防災アドバイザー・細谷真紀子さん)
「女性は特に尿道が短いということもあって、下着が汚れてしまうと膀胱炎になったり体調の変化につながってくる」

また、夏は汗をかきやすいため、少量の水と洗剤で洗濯ができる袋や水がいらない風呂グッズも役に立つ。

(県自主防災アドバイザー・細谷真紀子さん)
「長期保存用の大きなバスタオルのようなウエットシートもある。また、シャンプーもたくさん水を使うが、ドライシャンプーで手袋タイプのものがある」

そして何といっても生命の維持に衛生面で欠かせないのが「水」。
今回の被災地では今も断水が続いている。
1人あたり1日3リットルの水が必要とされていて、細谷さんはできれば1週間分の水を備蓄しておいてほしいとした上で、「給水ポイントを知っておくことも重要」と話す。

(県自主防災アドバイザー・細谷真紀子さん)
「自宅の近く・避難所の近く、どこで水がもらえるのかを普段からハザードマップと一緒に調べてほしい」

いつも使っているもの・口にしているものを少し多めに用意するというのは誰でもすぐにできる備え。
細谷さんは、日常の延長線上で無理なく備えることが大事だと話していた。

また、「知る」ということも大切な備え。
細谷さんは断水すると使える水の量が限られるので、トイレは使い捨てのものを使い、水はほかのことに使ってほしいとも呼びかけていた。