乾いた田んぼに直接種もみをまく"省力化"特徴の「乾田直播」 26日には種まき終える 山形・三川町
省力化したコメ作りとして、乾田直播(かんでんちょくは)という栽培方法が注目を集めている。
その名の通り、乾いた田んぼに直接種もみをまく作業が三川町で始まった。
三川町にある農業法人「まいすたぁ」では、8年前(2018年)から「乾田直播」のコメ作りに取り組んでいる。
2026年は法人で手掛ける20ヘクタールのうち、7割に当たる14ヘクタールが乾田直播での栽培。
「まいすたぁ」では24日、田んぼに種もみをまく作業をスタートさせた。
(まいすたぁ・齋藤一志社長)
「(Q.種もみに工夫・加工は?)工夫は何もしないのが工夫。今年は去年イモチ病にかかったので、イモチの防除だけドローンで行う予定」
乾田直播のコメ作りは、「苗づくり」と「代かき」「田植え」の必要がないなど、大幅に手間を省くことができる"省力化"が特徴。
乾田直播の名の通り、乾いた田んぼに種もみを機械によってまいていく。
(まいすたぁ・齋藤一志社長)
「土はかぶせない。今ディスクで溝を掘って種を落として、このケンブリッジローラーで土を押しつぶすので、種が土に密着することで発芽を促す」
2026年は好天に恵まれて土壌の乾燥が進み、作業は順調に進んでいるという。
(まいすたぁ・齋藤一志社長)
「今年は乾土効果で土が乾くと微生物が活発に動いて、それが肥料になる。今年は初期生育も良いと思うので、乾田でも湛水でも直播も収量が期待できる」
24日は1日で約8.8ヘクタールの種まきが完了。
25・26日で、まいすたぁが手がける乾田直播のすべての田んぼ14ヘクタールで種まきを終える予定。
(まいすたぁ・齋藤一志社長)
「こちらのコメは全て輸出用米(香港向け)なので、海外の客からも喜んでもらえるようおいしいコメを作りたい」