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白鷹町の温浴施設 燃料費の高騰で厳しい状況が続くも値上げはすぐに考えず 山形・白鷹町

燃料価格高騰の影響、温浴施設について紹介。ボイラーの燃料費を削るわけにはいかず、厳しい状況が続いている。
施設では、入浴料への価格転嫁は避けたいと「小さな節約」を積み重ねていた。

白鷹町の「鷹野湯温泉・パレス松風」。
自然に囲まれた山里にあり、町内を見下ろせる眺望が人気の温浴施設で、日帰り入浴には、1日あたり120人ほどが訪れる町民の憩いの場だ。源泉は35℃ほどと、ややぬるめ。ボイラーで沸かしているが、燃料価格の高騰は、まさにここを直撃している。

(パレス松風統括管理責任者 五十嵐寿浩さん)
「今現在、燃料高騰しておりボイラー関係、灯油関係。お客様が直接関係する温泉と
暖房のところ。(前の月より)10%以上高騰している。正直、ここまでになるとは想像していなかった」

使う灯油の量は温泉の湯沸かしだけで1日およそ300リットル。さらに、施設内の暖房にも灯油を使っているため、宿泊客がいっぱいになれば、400リットルを上回る。
この灯油代の高騰は、施設にとっては大打撃。とはいっても温浴施設として、絶対に削るわけにはいかない費用だ。厳しい状況に直面した中で徹底しているのが、「小さなことからコツコツと」の精神。案内してもらったのは大浴場や宿泊棟ではなく...

(パレス松風統括管理責任者 五十嵐寿浩さん)
「通常であれば、この場所もお客さんから見えて『宴会場がある』『コンベンションホールがある』というのがわかる。(利用がない日は)通路の扉を閉じて照明も消す。暖房の効果も必要な場所でおさまるようにしている。利用状況に応じて、閉じたり開けたりしている」

もちろん、日々の灯油代を補えるほどの節約とはならないが、できることを見つけ、
地道に続けるしかないという覚悟の現れだ。
燃料価格の高騰が長引けば、1回300円の日帰り入浴料の値上げ検討せざるを得なくなるが、現時点では価格への転嫁は考えず、今のサービスをできる限り維持する考えだ。

(パレス松風統括管理責任者 五十嵐寿浩さん)
「(4月になれば)周辺のテニスコート・パークゴルフ場・ゴルフ練習場がオープンす
る。集客が結構ある。帰りに利用していただく。こちらの方では、お客様に迷惑が掛からないようにコストカットをうまくやって運用していくしかない」

町民の憩いの場を守るため、耐え忍ぶ期間が続くこととなりそうだ。