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ガッツと圧倒的"知識量" 特殊詐欺の資金の流れ解明に力入れる佐藤光警部補 山形県民の警察官(1)

2025年度の「山形県民の警察官」を受賞したの県警本部の佐藤光警部補の横顔を紹介する。佐藤警部補は、豊富な知識と経験で、特殊詐欺などの取り締まりにあたっている。

(県警本部捜査支援分析課・佐藤光警部補)
「(Q.警察官を目指したきっかけは?)『踊る大捜査線』というドラマを見て、漠然とかっこいいなと思ったことが最初」

県警本部刑事部捜査支援分析課の佐藤光警部補(42)。
これまで14年にわたって事件を捜査してきた佐藤警部補は、2025年度、県警本部に新設された捜査支援分析課に配属された。

特殊詐欺や匿名・流動型犯罪グループなどが犯罪によって得た資金の流れを解明するとともに、県警全体の捜査能力の向上に大きな実績を上げたことが評価され、「山形県民の警察官」に選ばれた。

(県警本部捜査支援分析課・佐藤光警部補)
「仕事をする上で大切にしていることは、新たな捜査手法について日々勉強すること。犯罪組織にダメージを与えるべく、組織的犯罪処罰法を有効に活用した新たな捜査手法について日々勉強を重ねている」

幅広い分野を担当する捜査支援分析課で、犯罪収益分析係を担当する佐藤警部補のすごさはその"知識量"。
2025年3月まで組織犯罪対策課に所属していた経歴から、組織犯罪の疑わしい取引やマネーロンダリング犯罪の法令に精通し、盗難品の売却・口座移行などを見逃さず、犯罪組織の資金の流れの解明に力を入れている。

(県警本部捜査支援分析課・菅井幸子次長)
「県内初の法令の適用をしてみようというガッツがある。全国の警察の担当者に先行例を聞きながら、山形県でも検挙したいという勉強する気持ちがあって頼もしい」

組織犯罪対策課に所属していた年数も含めると、犯罪組織の疑わしい取引の解明を担当してから6年の佐藤警部補。
佐藤警部補はこれまで培った自分の経験と知識を、同僚や部下などへ伝える活動も行っている。

その甲斐あって、特殊詐欺などの組織犯罪を取り締まる組織的犯罪処罰法を適用した2025年の取締り件数は前の年の倍となった。

(県警本部捜査支援分析課・佐藤光警部補)
「少しづつではあるが、各署のみなさんが組織的犯罪処罰法というものをわかってくれて、検挙に結びつけたというのが成果になっている」

ある日、佐藤警部補は講師として天童市にある警察学校にいた。
2025年度から、警察官になった初任補修科の16人に「マネーロンダリング」について講義を行った。

教えるときに意識するのは「イメージのしやすさ」。
難しい法律をわかりやすく感じてもらえるように、イラストを加えるなど目で見てわかりやすい工夫をしている。

捜査に、指導に、幅広く活躍する佐藤警部補。
日々の業務を行う中で大切にしているのは、安全安心な県民の生活を守りたいという想い。

(県警本部捜査支援分析課・佐藤光警部補)
「犯罪を検挙するために捜査員の人々に有用な情報を提供して、犯人を捕まえて県民の皆さんに安全安心な暮らしを届けることが大切。これからも頑張っていきたい」

たゆまぬ探求心と確かな経験値で組織犯罪の壊滅へ。
佐藤警部補はこれからも歩みを進める。