江戸時代の味を再現 徳川将軍家献上「寒中挽き抜きそば」2月末まで天童市内の飲食店で味わえる 山形
江戸時代に徳川将軍家に献上された「寒中挽き抜きそば」の奉納祭が、天童市の神社で行われた。14日から2月末まで天童市内の飲食店で味わうことができる。
「寒中挽き抜きそば」は、織田信長を祖先とする天童織田藩が、江戸時代に徳川将軍家に献上していたもの。
14日から提供されるのを前に、織田信長を祭る建勲神社で奉納祭が行われた。
(祝詩奉上)
「御自ら戦を止めて人生五十年...」
天童織田藩が徳川将軍家へそばを献上していたことを記録した文献に基づき、天童市では2002年(24年前)から、毎年この時期に奉納祭を行っている。
「寒中挽き抜きそば」は、1年で最も寒さが厳しい大寒の時期に石臼で挽いたそば粉を使ってそばを打つ。
奉納祭が終わると関係者を対象に試食会が行われた。
(天童商工会議所・大内久幸さん)
「すごく甘くて食べやすくて、何杯でもいけるそばだ」
(天童商工会議所・小林洋介さん)
「香りも良くて非常においしい」
「寒中挽き抜きそば」は、そば殻を丁寧に取り除く「挽き抜き」という下処理をすることで、通常のそばより麺が白っぽくなるのが特徴で、上品な味わいに仕上がるそう。
(リポート)
「将軍家に献上されたそばをいただきます。のど越しもつるっとしているがかめばかむほど甘みも出てきて2度楽しめます」
(県麺類飲食生活衛生同業組合・矢萩長兵衛理事長)
「年始めの最高のそばになるので、将軍になった気持ちで味わってもらえればうれしい」
「寒中挽き抜きそば」は、14日から2月末まで、天童市内の10の飲食店で味わうことができる。