ポインセチア出荷最盛期 ウィンターローズ・プレミアムポーラーなど種類さまざま 山形・寒河江市
クリスマスまであと2週間。寒河江市のハウスでは、クリスマスを彩るポインセチアの出荷作業が始まっている。
(リポート)
「ずらりと並んだポインセチア。今、ちょうど出荷作業が行われています。赤と緑のコントラストがクリスマスムードをより一層高めてくれます」
寒河江市高屋にあるハウスでは、11月下旬からポインセチアの出荷が始まった。
(蔵王花園・武田和也さん)
「暑い夏を越えて、冬を迎えて上出来なものができている」
ポインセチアはメキシコ原産の背が低い常緑樹で、乾燥に強い一方、寒さに弱い特徴がある。
ポインセチアとひとくくりに言っても、その種類はさまざま。
丸みを帯びたふわふわ感が特徴の「ウィンターローズ」、ポインセチアでは珍しい美しい白が特徴の「プレミアムポーラー」
2025年、武田さんのハウスでは7種類・5000鉢のポインセチアを栽培しているという。
ハウスでは、ポインセチアを世話する人たちが鉢を一つひとつていねいに確認しながら、余分な葉を取り除いていた。
(蔵王花園・武田和也さん)
「愛情をもって大切に育てているので、飾る時は暖かい所に置いてもらいたい」
水は3~4日に1回、室温を約15℃に保つと長く楽しめるという。
ポインセチアの出荷作業は12月20日ごろまで続く。