日本体育大学の伝統的な「集団行動」。6年ぶりに中山町で、学生たちの合宿が始まり、一糸乱れぬパフォーマンスを披露した。
中山町の総合体育館で17日に合宿をスタートさせたのは、日本体育大学の学生79人。
中山町と日体大は、2016年に「スポーツの推進と健康」に関する協定を結び、これまでも2017年と2019年に合宿を行なってきた。
その後は新型コロナの影響で中止となり、今回6年ぶりの開催となった。
合宿の目的は、2025年12月に石川で行われる実演会に向けた調整。
17日は練習の様子が一般公開され、一糸乱れぬパフォーマンスを見ようと県の内外から多くの人が訪れた。
(観客)
「学生が頑張っているのを見るとすごいと思う」
「行進している姿を見てすごいなと思った」
日本体育大学の「集団行動」は学生に共通の意識を持たせ、主体的に行動させる目的で1966年に考案。
今では「歩く芸術」とも称される伝統的なパフォーマンスとなり、海外でも披露されている。
(日本体育大学・学生)
「とてもいい環境で練習させてもらえるので この環境を自分たちの経験に生かせたらと思う」
(日本体育大学集団行動・大海二朗監督)
「こういう合宿をしながら、観客がたくさんいる中で今まで学んだことや聞いてきたことを実践できればいい」
日本体育大学の中山町での合宿は10月20日までで、誰でも無料で観覧することができる。