山形市の卸売会社が集まる流通団地で、食料品などをお得に販売するイベントが開かれた。訪れた人たちはお目当てのものを次々と買い求めていて、朝から大にぎわいだった。
(リポート)
「流通団地まつり開始までまだ15分ほどあるのですが、すでに150人ほどの人が並んでいるということで、前倒しで販売が始まっています。朝からすごいにぎわいです」
17日、山形市で開かれた「流通団地まつり」は今回で43回目。
消費者と直接触れ合うことで、流通団地のことを多くの人に知ってもらおうと、毎年この時期に開催されている。
38の出店がある中、特に行列ができていたのは...。
(リポート)
「行列の先、みなさんのお目当ては山形丸魚のコーナーです。飲み物がなんと1本50円、半額以下では? ほかにも100円など安い商品がたくさんそろっています」
飲料や食品の特売は、まさに早いもの勝ち。
みなさんがかごいっぱいに商品を詰めていく。
(客)
「2時間ほど並んだ。ジュースとカップラーメンとお茶などを買った。ほしいものが最初はあったが、後々なくなっていて『あー!』って思った。並んでも買いたい、安いので」
「毎年来ている。7千円分くらい買った。これぐらいの量だからお買い得だと思う。やっぱりいま物価がなんでも高いので、少しでも安く買えたらと思って来た」
卸売を中心に92の会社が入る山形流通団地。
訪れた人たちは。3割引き~5割引きとお買い得になった食料品や衣類・日用品を次々に買い求めていた。
(客)
「初めて来た。やっているのは知っていたが、なかなか来る機会がなくて。本マグロの切り落としを買った。息子と3人で漬け丼にでもして食べる」
「おつまみやお菓子を買った。おまつりというとやっぱり胸が騒ぐ」
(協同組合山形流通団地・阿部龍太理事長)
「すごく晴れてたくさんの人に来てもらい大変ありがたい。年に1回はこういう形で一般消費者のみなさんに知ってもらう・楽しんでもらい、地域にお返しをしたいと思っている」
流通団地まつりは18日(土)も開かれ、一部を歩行者天国にしてはたらく車も大集合する。