小国町で唯一のスーパーが事実上閉店した。これを受け、町の第三セクターが新たに「ミニスーパー」を整備し、プレオープンした。
小国町中心部にある「白い森ショッピングセンターアスモ」でスーパーを営業してきた「金十商店」が9月5日を最後に休業したことで、町内唯一のスーパーが事実上の閉店となった。
これを受け、ショッピングセンターの管理を行う第三セクター・小国いきいき街づくり公社は、「金十商店」が使用していたフロアの一部にミニスーパー「まちの駅」を整備し、6日にプレオープンした。
店には、地元の農家による旬の農産物や新潟・村上市のスーパーから仕入れた魚などが並び、午前9時半の開店と同時に多くの町民が詰めかけ、レジには行列ができていた。
(買い物に来た町民)
「良かった。あれくらいそろっていれば間に合う」
「細々とでいいから続けてもらいたい」
ミニスーパー「まちの駅」は、10月14日から本格的に営業を開始する予定。