上山市で地元の園児たちが落花生の収穫に挑戦した。園児たちは大きく成長した落花生を一生懸命引っこ抜いていた。
豆菓子メーカーのでん六では毎年、体験型学習として上山市の工場内にある試験栽培用の畑で、地元の園児と一緒に落花生を育てている。
2日、市内の子供の城保育園の園児15人が、5月にみんなで種をまいた落花生の収穫に挑戦した。
収穫したのは、2025年に初めて植えた「おおまさりネオ」という品種。
2024年まで植えていた「おおまさり」より管理がしやすいそう。
(リポート)
「子どもたちが収穫しているおおまさりネオ、特徴は大きさ。一般的な落花生より1.5倍はありそう。大きく育った株を子どもたち一生懸命抜いて収穫しています」
(園児)
「よいしょ、よいしょ、全然抜けない」
「せーの! よしとれた!」
暑い夏を乗り越え大きく成長した落花生。
子どもたちは重さに苦労しながらも、力を合わせて収穫していた。
(園児)
「楽しい、でかい」
「いっぱいあって重かった。しっかり埋まってた。一緒に力を合わせないと抜けない」
「おいしそう」
収穫を頑張った後は、ゆで落花生をみんなでパクリ。
(園児)
「おいしい。なんかジャガイモみたいシャリシャリしてる感じ。ちょぴっと苦い」
「シャキシャキする。甘い。ピーナッツ好き」
(でん六・鈴木隆一社長)
「生物の成長を勉強してほしい。収穫の楽しさもあるので、なかなか体験できないと思うので楽しんでほしい」
収穫した落花生は持ち帰って家で味わうという。
「おおまさりネオ」はゆでるとおいしい品種で、食べ応えがあってゆでると甘みが出るのが特徴だそう。