サッカーJ2・モンテディオ山形はホームで山口との対戦。先制される苦しい展開だったが、後半に2点を奪い逆転勝ち。これでホーム戦は4連勝。
8月16日以降、ホームでは3戦負けなしの山形。
前節・手痛い敗北を喫したみちのくダービーからの立て直しのためにも、下位の山口から確実に勝利をあげたい一戦だった。
しかし、立ち上がりから山口の激しいプレスに苦しみ、攻撃の糸口がつかめない。
前半、シュートに持ち込めたチャンスはわずかに1回と苦しい展開が続く中、前半41分にはフリーキックを直接決められ、追う展開を余儀なくされてしまう。
それでも後半の開始直後。
後半から入った土居が、スローインのボールを折り返し國分がスルーパス。
これはクリアされるも走りこんで来た岡本がダイレクトにシュート。
直近の3試合でも2ゴールを挙げていた乗っている男が、価値ある同点弾でチームに活気を注入する。
勝利に向けてなおも前に出る山形は、徐々に試合の主導権を奪い返し何度も山口ゴールに迫る。
すると、試合終了が間近に迫った後半45分。
ボールを受けた坂本がゴール前に密集する相手守備の視線を引きつけすかさずクロス。
最後は土居が流し込み、勝ち越しの逆転ゴール。
苦しい時間を耐え辛抱強く勝利を手繰り寄せた山形。これでホーム戦は4連勝。
(横内昭展監督)
「前半うまくいかない時間が多かったが、後半選手たちもギアをもう1回入れて攻撃的に本当によくやってくれたと思う」
順位はこれで13位に上昇、次の試合は10月4日(土)、アウェイで札幌との対戦。