本格的な紅葉シーズンを前に、山形市の蔵王山頂で蔵王地蔵尊の秋の大祭が行われた。2025年の蔵王の紅葉は、暑さで例年より少し遅れているよう。
蔵王山頂の標高1660メートルにある蔵王地蔵尊で、恒例の秋季大祭が行われた。
24日、地元の関係者や観光客など約100人が参列し、紅葉・冬山シーズン中の観光客の安全を祈願した。
大祭が行われた午前10時の山頂付近の気温は、少し暖かさを感じる12℃だったが、ここ数日は日中でも10℃以下と気温が下がってきている。
蔵王山頂の紅葉は例年今ごろから始まるが、2025年は残暑の影響で約1週間遅れていて、来週以降に紅葉が深まる見込み。
(神奈川から)
「蔵王は自然にあふれていていいなと思った。樹氷がある時にまた来てみたい」
(蔵王地蔵保存会・岡崎宏一会長)
「蔵王の紅葉は大変素晴らしいものがある。紅葉だけでなく、散策道やトレッキングコースなどもあるので、来てもらえれば十分に楽しんでもらえれる」
蔵王山頂付近の紅葉は、10月上旬に見ごろを迎えそう。