山形の秋の風物詩・芋煮会。山形市の馬見ヶ崎川河川敷では、多くのグループが芋煮会を楽しんでいた。
(リポート)
「心地よい風の吹く馬見ヶ崎川河川敷です。みなさんテントを張るなどして芋煮会を楽しんでいます」
23日の山形市の最高気温は25.1℃。
青空が広がるさわやかな「芋煮会」日和となった。
「おいしかった」
「きょうは天気も良く、すごくおいしい。職場で異動する人がいるので、その送別会も兼ねて芋煮会をした」
(神奈川から)
「もう最高! しみしみでおいしい。なんとも言えない表現しがたいおいしさの感動が忘れられなくて、もう一度山形に来たいと思った」
このグループは、子どもが同じ幼稚園に通うみなさん。
こだわりの味付けをしていた。
「調理酒にぜいたくに出羽桜を使ったので、ワンランク上の味。高級です」
子どもたちも大満足の味に仕上がったよう。
一方、芋煮の鍋が締めの段階に入ったグループ。
周囲には芋煮とはまた違った食欲をそそるいい香りが漂っていた。
「もう終わりです。(Q.締めは何?)締めのカレーうどん食べます? 少し」
鹿児島出身で山形1年目の東アナウンサー。
残った芋煮で作るカレーうどんを食べるのは初めての体験。
(リポート)
「芋煮の後のカレーということもあってすごく奥深い。とっても深い味がしておいしいです」
(カレーうどんで芋煮会を締めていた人)
「うどん屋さんで食べるカレーうどんとは一味違う。いろいろな具が煮詰まったつゆにカレーを入れる。これがなければ芋煮会は締まらない」