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【山形】「場所により潜む危険違う」 現役消防士が"命を守るための備え"伝える授業 東根市・大森小学校 9/11

全国で大雨による災害が相次いでいる中、東根市の小学生が「命を守る行動」について学んだ。講師を務めた現役の消防士が、自然災害や火事への備えについて授業を行った。

「今、ここで火事があったらどこから逃げる? せーの!」

東根市の大森小学校に"先生"として訪れたのは、全国で火災予防教室を行う団体「火災予防のONELOVE」代表理事の渡邉航生さん(東根市在住)と、被災地で活動する技術系ボランティア「DRTJAPAN山形」の代表・我妻清和さんの2人。

2人は現役の消防士で、4年生約130人に「命を守るために大切な備え」について授業をした。

(DRTJAPAN山形・我妻清和代表)
「"自助"は自分の命を自分で守ること。自分の命をどうやって守るかというのが自助。防災を考えた時にこの自助がものすごく大事」

DRTJAPAN山形の我妻さんは、2024年の能登半島地震や県内での豪雨など、被災地の状況を紹介しながら自然災害の怖さを伝えた。

また、住んでいる場所によって「潜む危険が違う」と強調。
災害が起きたらどう行動するのか、普段から家族や友人と話しておくことが大事だと話した。

そしてONELOVEの渡邉さんは火災について、火災警報器の重要性や避難方法を考えておくことの大切さについて話した。

子どもたちはメモをとりながら、熱心に授業を聞いていた。

(大森小学校4年・壱谷岬さん)
「地震などはいつ起きるかわからないので、ちゃんと準備しておくことが大切だと思った」

(大森小学校4年・大類紬生さん)
「火事は怖いものだと思った。わかりやすくまとめてここにいない友達に教えたい」

(火災予防のONELOVE・渡邉航生代表理事)
「自分の命を守るということは、『ちょっとした意識ひとつだよ』と伝えたかった。家庭に持ち帰って、家族と会議するところまでイメージして作っているので、それをしてくれたらうれしい」

東根市は、9月20日に防災に関するイベントを開催する予定で、渡邉さんと我妻さんも講話などを行う。





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