酒田市を拠点とするバレーボール女子SVリーグ・アランマーレ山形が、2026年秋に始まる来シーズンから、本拠地を秋田に移すことがわかった。
アランマーレ山形は、運営するプレステージ・インターナショナルが酒田市を拠点に2015年に設立したチームで、国内トップのSVリーグに参戦している。
SVリーグは、2030年以降の参戦の要件を「5000人以上が収容できるアリーナでホーム戦の8割以上を行うこと」としていて、これまでの「3000人以上」からの上乗せを求めているが、県内には条件を満たすアリーナがない。
本拠地の酒田市は新アリーナの建設を模索したが、巨額の建設費用を確保する目途が立たず、2024年2月に断念していた。
このためアランマーレは、5000人以上を収容できるアリーナがあることなどを理由に、2026年秋に開幕する来シーズンから秋田・秋田市と潟上市に本拠地を移すことを決め、10日のSVリーグ理事会で正式に承認された。
アランマーレは、10月に開幕する今シーズンについては、これまで通り県内を本拠地として戦う。
また来シーズン以降も、酒田市での公式戦開催などは続けていくとしている。
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