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【山形】床板1枚の寸法も測定・高校生が川井観音堂を調査 文化財登録の基礎データに 米沢鶴城高校 9/ 9

米沢鶴城高校の生徒たちが、学校の近くにある観音堂の測量や写真撮影など調査を行っている。調査の結果は、文化財への登録に向けたデータとして活用される予定。

米沢鶴城高校の前身の一つ米沢工業高校では、約10年前から、建築環境類・建築コースの3年生が、米沢市と協力して市内の寺院や歴史的建造物などの調査を行ってきた。

学校の統合により米沢鶴城高校となったあとも建造物の調査は続き、2025年は学校近くの寺院「桃源院」の境内にある「川井観音堂」を調査することになった。

1回目の9日は、3年生10人が床板1枚の寸法まで細かく測定したほか、ドローンを使いさまざまな角度から撮影を行った。

現在の川井観音堂は江戸時代の1845年に建てられたとされ、置賜三十三観音のひとつとして多くの参拝者が訪れている。
県や市の文化財には登録されていないが、市は今回の調査のまとめを、登録を目指す場合の基礎データとして活用する予定。

(生徒)
「昔の建築を理解しながら測ることが難しかった。自分たちの行動がこの川井観音堂の今後につながると意識して今後の調査も全力でやっていく」

調査は10月いっぱい続けられ、米沢鶴城高校では2026年2月をめどに図面を完成させ、米沢市と桃源院に渡す予定。





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