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【山形】残暑続くなか稲刈り始まる 暑さで収穫早まる・品質維持のため刈取り時期の見極め大切 9/ 1

まだまだ厳しい暑さが続いているが、県内では主食用米の稲刈りが始まっている。暑さの影響で収穫時期が早まっていて、生産者はコメの品質を保つため、適切な時期を見極めて刈取りをしたいとしている。

(リポート)
「とても強い日差しが照りつけていますが、季節はしっかり秋へと進んでいます。私の後ろでは稲刈りが行われています」

1日、天童市の田んぼで始まったのは主食用米「つきあかり」の稲刈り。
山形市の農業法人白川では「つきあかり」のほかにも、「はえぬき」「雪若丸」「つや姫」、県の主力3品種も作付けしている。

(株式会社白川・鈴木淳社長)
「例年より暑く品質的に心配しています。実の大きさは『雪若丸』は例年通りだが、『はえぬき』は穂が少ないし、暑いとモミ殻が熱くなって中身が小さくなっていないか心配」

1日は山形市で最高気温が36.2℃になるなど、9月に入っても県内では高い気温が続くことが予想されている。

高温によって「雪若丸」と「つや姫」は米粒に亀裂が入る「胴割れ」、「はえぬき」は米が白く濁り品質が下がる「白濁米」が発生してしまう懸念があるため、鈴木さんは「しっかりと時期を見極めて収穫したい」と話す。

この農業法人の田んぼの収穫は、平年より10日・2024年より5日、稲刈り時期が早まっている。

<農業法人白川の収穫予定>
雪若丸 9月8日
つや姫 9月12日
はえぬき 9月末

(株式会社白川・鈴木淳社長)
「絶対おいしいコメなので、おいしく食べてほしい」





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