障害の有無に関わらず海のレジャーを大勢で楽しもうというイベントが、鶴岡市の海水浴場で開かれた。
このイベントは、障害がある人もない人も一緒に海のアクティビティを楽しんでもらおうと、社会貢献などに取り組む「ドリームやまがた里山プロジェクト」が毎年開催している(日本財団「海と日本プロジェクト」の一環)。
会場の「マリンパークねずがせき」はバリアフリーのビーチとして整備されていて、車のタイヤを再利用した専用のゴムマットを設置することで、車椅子を使っている人も乗ったままで波打ち際まで移動ができる。
会場にはさまざまなマリンアクティビティが用意され、車いすを利用している人もスタッフのサポートを受けながら大きなボートに乗り、波の揺れや海の上からの眺めを楽しんでいた。
(参加者)
「海は健常者の時もサーフィンとかやっていたが 本当に久しぶり10年ぶりぐらいですかね。やっぱりいい、体が覚えている。この青空の下開放的で良い」
(車いすYouTuber・渋谷真子さん)
「アクティビティに関してはみんなで一緒に楽しむ機会が本当に少ないのでこういう機会が増えてほしいし、海だけじゃなくいろいろな所で障害関係なくいろいろな人たちが楽しめる空間が増えてほしい」
イベントではバナナボートやシーカヤックなども無料で解放され、一般の海水浴客を含め、子どもから大人まで100人を超える人が一緒に夏の海を楽しんだ。
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