吉村知事は会見で、今回の参院選で特定の候補を支援しなかった自身の対応を振り返った。
30日の会見で吉村知事は、"参院選で特定の候補を支援せず静観する判断をした"自身の対応について、理由を次のように述べた。
(吉村知事)
「5期目の知事選挙の時にほとんどの政党のみなさんが応援してくれたので、私自身が誰かを応援するのは難しい」
そして、参院選の争点にもなった「ガソリン税の暫定税率廃止」について、30日に与野党6党が「年内のできるだけ早い時期に廃止すること」で合意した。
これについて吉村知事は...。
(吉村知事)
「県民・国民のみなさんにとっては非常に歓迎すべきものだと思う一方で、地方自治体にとって大変重要な県民サービスのための財源も含まれている。地方に配慮してもらいながら議論を進めてほしい」
暫定税率が廃止されると県の税収は約51億円減る見通し。