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【クマ出没/山形】ドローン・麻酔銃使用も捕獲できず…周辺住民に注意呼びかけ 7/24

23日にさくらんぼテレビの近くに出没したクマについて。クマはその後、山形市北部の住宅街で相次いで目撃され、警察はドローンを使って行方を追ったが捕獲には至らなかった。

(リポート・24日午前11時)
「23日の午前4時半に目撃されたクマは、スポーツセンターから道路を横切って、あちらの田んぼの方へ走って行ったということです」

クマは23日午前4時半、山形市落合町にある市の総合スポーツセンター周辺で目撃され、その後午前9時前には北西に約500メートルの長町で。その後も千歳地区で相次いで目撃された。
市によると、いずれも同じ個体とみられるという。

(パトロール・23日午後5時)
「こちらは山形警察署。付近でクマが出たので十分注意してください」

JR羽前千歳駅周辺の閑静な住宅街は一時騒然。
市や警察がパトロールし注意を呼びかけたほか、近くを歩く人のそばに警察が付き添うなど、物々しい雰囲気に包まれた。

(リポート・23日午後5時)
「住宅街に現われたクマ。現在、パトカーやドローンを使った捜索が行われています」

周辺は住宅が密集する地域のため、警察はドローンを使って見失ったクマを空から探すことにした。

県警は2025年5月、災害や山岳遭難などの捜索のため「山形ドローン協会」と協定を締結、捜索に活用するのは今回が初めて。
まず試みたのは温度でクマの居場所を探す方法。
体温を感知し、クマがいる部分だけが赤くなる想定だったが…。

23日の山形市は最高気温が37℃に迫る暑さだったため、屋根や道路などほとんどが真っ赤になってしまい、クマを認識することはできなかった。
かわりに映像を目視で確認していくと…。

(警察)
「ああ、こっちに来た、こっちに来た。クマ発見。ドローンでクマの姿を捉えています」
「敷地内、民家と民家の間でじっとしている状態」

捜索の結果、落合町にある住宅の敷地内でクマを発見した。
午後7時、獣医師が現場に駆けつけ、麻酔銃を使って捕獲を試みる。

(獣医と警察)
「その上。そこですね」

クマがいたのは木の上。
生い茂った葉の中を目がけて、麻酔銃を放たなければならない。

そして、麻酔銃は命中したというが、クマはゆっくりと木を下りたあと近くの畑に逃げて行った。
その後、日が暮れたことで捜索は難航。
市の猟友会は箱わなを設置したが、現在もクマの捕獲には至っていない。

市は千歳地区周辺の住民に「不要不急の外出を控えること」や「生ごみや果物などを屋外に放置しないこと」など注意を呼びかけている。



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