気温が35℃を越えると「猛暑日」というが、16日の県内は各地で35℃以上の猛暑日となり、気象庁は2025年初めて「熱中症警戒アラート」を発表した。県内ではこれまでに9人が熱中症の疑いで病院に運ばれている。
16日の県内は広く晴れ、各地で35℃以上の猛暑日となった。
県内22の観測地点のうち11地点で、2025年の最高気温を更新した。
<各地の気温>
酒田 37℃
山形 36.4℃
鶴岡 35.4℃など
気象庁は16日午前5時、県内に2025年初めて「熱中症警戒アラート」を発表した。
県内の各消防によると、16日午後4時の時点で、熱中症の疑いで病院に運ばれた人は9人で、このうち中等症が4人。
17日も気温は各地で30℃前後の予想で、真夏日となるところもありそう。
<予想最高気温>
山形 31℃
酒田 32℃
新庄・米沢 29℃
17日正午に予測される「暑さ指数」を見ると、最も警戒が必要な「危険」とされる地点はないが、県内20地点のうち山形・酒田・小国など9地点がオレンジ色の「厳重警戒」となっている。
これらの地点では「激しい運動は原則中止」が活動の目安となる。
県内は今後、猛暑日となる日が多くなりそう。熱中症に警戒したい。