任期満了に伴う庄内町長選挙が15日に告示され、現職と新人の2人による一騎打ちの構図が確定した。
庄内町長選挙に立候補したのは、届け出順に、新人で前の庄内町議会議員のスルタンヌール氏(53)と、再選を目指す現職の富樫透氏(62)。
新人のスルタン氏は、「仕事がなければ人は増えない。企業誘致の促進など、若者や新規就農者が希望を持てるまちづくりを行う」と訴える。
(スルタンヌール氏)
「これからの庄内町に必要なのは再生とつながり。地域間の格差解消・平等な支援。町民の声を生かす対話の政治の力は必要」
現職の富樫氏は、「まちづくりは人づくり。人口減少に歯止めをかけるための政策と、庄内町の優位性・ブランド力を打ち出していく」と訴えている。
(富樫透氏)
「人口は少しずつ減っているが“人交密度”、人と交わる密度をどんどん増すことによって、この地域の可能性・ポテンシャル・潜在能力はまだまだあると思う。この町がみなさんにとって住みよい町であり、住み続けたい町になるよう頑張っていきたい」
有権者は14日時点で1万6596人で、投開票は参院選と同じ7月20日。