中山町の住宅街の側で体長1メートル程のクマが目撃され、一時、町や警察などが
警戒にあたった。
5日5時半ごろ、中山町長崎にある落合橋の南端から約700メートル西の道路で、横断している体長1メートル程のクマを散歩していた女性が目撃した。
町や警察が猟友会とともに警戒にあたっていたところ、最初に目撃された地点から
さらに西に2キロほど離れた河川敷で同じ位の体長のクマが目撃された。
河川敷の南側は住宅街のため町や警察が引き続き警戒を行ったが、その後クマの姿は確認できず、警戒は最初の目撃から約5時間後に解除された。
県内では市街地でのクマの目撃が相次いでいて、県は3日、2年ぶりに「クマ出没警報」を発令した。
また、クマの今年の目撃件数は6月末時点で403件で、統計開始以降で最多となっている。