梅雨を鮮やかに彩るアジサイの話題。山形市の名所・出塩文殊堂で参道沿いに咲くアジサイが見ごろを迎え、訪れた人たちを楽しませている。
約1200年前に弘法大師が開いたとされる山形市の出塩文殊堂。
通称「あじさい寺」とも呼ばれ、お堂まで続く515メートルの石段の参道沿いに約40種類・2500株のアジサイが咲き誇る。
2025年は、ほぼ平年並みの6月中旬から咲き始め、今は6分~7分咲きとなっている。
(リポート)
「参道を歩きながら眺めるアジサイはとても風情があってきれいです。ブルーにホワイト・ピンクと色とりどりのアジサイが咲いていて、ジメジメとした暑さも忘れるような爽やかさを感じます」
アジサイは梅雨の花だが、晴れて日の光に照らされた花も見ごたえ十分。
訪れた人たちはお気に入りのアジサイを写真に収めたりして楽しんでいた。
(市内から)
「幻想的できれいだと思った。綿菓子みたいでかわいくてきれいだった。淡い水色のアジサイが特にきれいだと思った」
アジサイは地域の人たちが協力して整備している。
せん定や雪囲いなどを丁寧に行い、ことしもきれいに咲き誇った。
(村木沢地区振興会・加藤昇会長)
「村木沢地区のシンボル・アジサイ、よくぞ咲いてくれた。また来年もよろしくということで、あとはみなさんから見ていただければ。いっぱいアジサイの木があるので、いろんな種類があるので、色・木の大きさ・花の大きさなどを見てもらいたい」
見ごろが続く7月13日まで「むらきざわあじさい祭り」が開かれ、5日~12日はライトアップされた夜のアジサイも楽しむことができる。
取材した重松アナによると、アジサイは「雨が降った次の日の朝が一番きれいでおススメ」だという。愛好家のみなさんは朝の時間帯をねら帯て訪れているという。