収穫の最盛期を迎えているサクランボ「紅秀峰」の品評会が山形市で行われ、実の大きさや色づきなどを競った。
JA全農山形が主催した「紅秀峰」の品評会は、栽培技術の向上と高品質なサクランボの出荷を促すために毎年行われている。
2024年は収穫期に気温が30度以上の日が続き実がしぼむなどの影響があり、出品数が18点と落ちこんだ。
しかし2025年は、気温が高かったものの土壌の水分量が多く、県内の24の農家から31点が出品された。
品評会は、実の大きさや着色など9つの審査基準で行われた。
<最優秀賞>
バラ詰めの部…JAさがえ西村山・土田一誠さん
化粧箱の部…JA山形おきたま・遠藤稔さん(2年連続)
(県農業総合研究センター・佐藤光明審査委員長)
「本日出品された紅秀峰は非常に果実もそろい、着色・光沢・鮮度が優れている。サクランボ栽培150周年を飾るにふさわしい出来栄えであった」
品評会で審査された「紅秀峰」は24日午後4時からエスパル1階で販売され、1番高いもので5万円ほどの値がつけられたという。