県内は16日も午前中から気温が上がり、各地で30℃以上の真夏日となった。
山形で32.5℃を記録するなど、県内4つの観測地点でことし一番の暑さを更新した。

16日の県内は高気圧に覆われて、午前中から気温が上がった。
一方、午後は前線の影響で一時雨が降ったところもあり、厳しい蒸し暑さとなった。

＜最高気温＞
山形　32.5℃
東根　30.5℃
高畠　30.3℃
長井・飯豊町高峰　30℃

各地で30℃以上の真夏日となり、県内22ある観測地点のうち4地点で2025年の最高気温を更新した。
県内の各消防によると、16日午後4時の時点で、熱中症の疑いで1人が病院に運ばれた。重症の人はいないという。

＜17日の日中の予想最高気温＞
山形　32℃
新庄・米沢　31℃
酒田　27℃

気象会社ウェザーニューズによるこの先2週間の予想気温を見てみると、県内は17日以降10日間にわたって最高気温が30℃以上の気温の高い日が続く見込み。

県は、この先続く高温について熱中症のリスクが高まるとして「のどが渇いていなくてもこまめに水分や塩分を摂ること」「長時間外での作業をしない」「エアコンを適切に使う」など、熱中症対策を徹底するよう呼びかけている。