バラの名所として知られる南陽市の双松バラ園で、恒例のバラまつりが開かれている。咲き誇る鮮やかな花々が多くの観光客を楽しませている。
南陽市宮内にある双松バラ園は、置賜盆地を一望できる高台に位置し、風に乗ってバラの香りが園内に広がる「香りのバラ園」として親しまれている。
約8000平方メートルの敷地に、340種類・6000本のバラが植えられている園内では、現在、半分ほどの株が花を咲かせている。
今は、一株にたくさんの花をつける濃いピンク色の「アンジェラ」や、「白雪姫」の別名を持つ真っ白な「アイスバーグ」などが見ごろとなっていて、訪れた人は香りを楽しみながら園内いっぱいに咲くバラを見て回っていた。
(福島・会津若松市から)
「来た時からすごく香りが良くて、良かったです」
(山形市から)
「ピンクや赤、いろんな色があってきれい。子どもも興味津々で、いろんな花を見て楽しそうに笑っていて、連れてきてよかった」
双松バラ園のバラまつりは7月6日まで。7日は植栽講座が、8日はモデル撮影会も行われる予定。