サッカーJ2・第17節、モンテディオ山形は25日、ホームで甲府と対戦し0対4で敗れた。今季ワーストの大量失点で連敗。
前節までのアウェイ2連戦で勝ち星がなかった山形は、ホームで3試合ぶりの勝利をねらう。
相手は、ここまで全得点の約6割をセットプレーで決めている11位の甲府。
試合は前半8分、小西からボールを受けた坂本が、個人技でそのまま持ち込みゴールをねらうが枠を捉えられない。
守備を固める相手に対し、思うように決定機を作り出せない山形が前半放ったシュートはわずか2本だけにとどまった。
山形は前半40分、ペナルティエリアの外から直接ゴールをねらわれると、ヒュワードベルが左手1本でゴールを死守。
前半終了間際にも右手1本、鋭い反応のビッグセーブで奮闘し味方の反撃を待つ。
しかし後半13分、相手のコーナーキックをクリアしきれず先制点を奪われると、そのわずか4分後、今度はロングスローを押し込まれ追加点を奪われる。
さらに後半25分、山形の裏をねらいすましロングボールを決められ立て続けに3失点。
試合終了間際にはまたしてもセットプレー。フリーキックを頭で合わされ万事休す。
山形は今シーズンワーストの4失点。甲府の得意とするセットプレーになすすべなく、大敗を喫した。
(小西雄大選手)
「自分たちのミスが自分を含めてすごく多かった。後ろ向きのプレーだったりネガティブなメンタリティが出ている時がある。もっといろいろやって行く上で成長していく必要がある」
(渡邉晋監督)
「戦術的・技術的に振り返って修正・改善を図っていくよりは、良い時の自分たちのように思い切っていろんなプレーを選んでいけるような状況・環境を作っていかなければいけないと感じている」
次節は5月31日、アウェイで15位の藤枝と対戦する。