【山形】「ほとんどギャンブルに」山形商業高の教諭 840万円着服 5/23
山形商業高校の男性教諭が同窓会費およそ840万円を着服していたことがわかった。
同窓会費は1人で管理していて、教諭は「ほとんどギャンブルに使った」と話している。
山形市・金沢智也教育長
「多大なるご迷惑をおかけし心からお詫び申し上げる」
同窓会費を着服していたのは山形商業高校の50代の男性教諭。
山形市によりますと、この教諭は、同窓会費の会計を1人で担当していて、今月20日には会計監査が予定されていた。
しかし教諭はこの日、体調不良を訴え休暇を取り、監査用の通帳や帳簿などの所在もわからなくなっていたという。
その後、別の担当者が金融機関の残高を確認したところ、不足していることがわかった。
夕方に教諭から連絡があり着服を認め、きょう同窓会と学校は、警察に被害を相談した。
山形商業高校・地主佳子校長
「一部を借用しては後から補填することを繰り返していた。次第にその金額が膨らみ、この度隠し切れなくなった。着服した金はほとんどギャンブルに充てていた」
教諭は「やってはいけないことをした」と話していて弁済ついては「家族と相談して決める」としている。
学校側は再発防止策として「管理職による同窓会の通帳・帳簿の点検」、「出金の際は管理職が確認し押印する」などを徹底するとしている。