newsイット!やまがた

【山形】複数の法令違反・常態化で県水産研究所に「行政指導」 潜水調査中に1人死亡の事故受け 5/ 1

県水産研究所の職員が、1人での潜水調査中に死亡した事故について。県人事委員会による立ち入り調査の結果、複数の法令違反が判明し、研究所に改善を求める行政指導を行った。

この事故は4月2日、鶴岡市・温海沖で、1人で潜水調査をしていた県水産研究所職員の五十嵐大将さん(31)が、海底で沈んだ状態で見つかり死亡したもの。

この事故について、県職員の安全衛生管理態勢を監督する県人事委員会が、労働安全衛生法違反の疑いで研究所に立ち入り調査を行った結果、複数の法令違反が判明した。

(県人事委員会 事務局 職員課・鈴木利信課長)
「安全衛生管理態勢の不備が今回の事故の最も大きな原因ととらえている」

<県水産研究所の主な法令違反>
1)潜水の安全に関して職員の意見を聞く場を設けていないこと
2)潜水前に、職員に使用する空気ボンベが何時間もつのか、事前に知らせていないこと
3)本来は研究所がやるべき潜水器具の安全点検を、職員個人任せにしていたこと
4)"潜水は2人で行う"など、研究所の内規を学ぶ教育が行われていなかったこと

こうした法令違反が何年もの間常態化していたとして、県人事委員会は県水産研究所に対して行政指導を行い、5月30日までに改善に向けた具体策の報告を求めた。





<<前の記事 【山形】JR赤湯駅近くの住宅街で火災 複数への延焼確認もけが人なし・午後5時半すぎに鎮圧 南陽市

>>次の記事 【山形】「事故・周囲の制止に気付かず」過失運転致死の被告 ひき逃げは不起訴...コンビニ駐車場死亡事故

ただいま放送中!

詳しい番組表
Back to Page Top
会社案内採用情報地上デジタル放送SAYフラワーネットFNSチャリティキャンペーン国連共同キャンペーンさくらんぼテレビ社内見学
放送のしくみCMのしくみ放送基準番組審議会番組種別青少年に見てもらいたい番組個人情報保護方針
国民保護業務計画リトルリーグご意見・ご感想系列局リンクテレビ視聴データについてサイトマップ