10秒おきに1人の入店規制 サクランボ「佐藤錦」発祥の地・東根市の産直大にぎわい 県外からも 山形
山形の初夏の味覚・サクランボ。佐藤錦が収穫の最盛期を迎える中、東根市の産直施設には朝から続々と客が訪れ、お目当てのサクランボを買い求めていた。東根市の産直施設「よってけポポラ」を取材した。
(リポート)
「サクランボのシーズン真っ只中ということで、建物の裏の方までずらーっと長い行列ができています。現在入場規制が行われていて、約1時間待ちだということです」
平日にもかかわらず朝から多くの人が訪れ、混雑緩和のため10秒おきに1人を入場させる規制が行われていた。
店内には、収穫の最盛期を迎えている佐藤錦をはじめ、市内で作られたサクランボが所狭しと並べられ、訪れた人たちはじっくりと品定めしながらかごをいっぱいにしてお目当てのサクランボを買い求めていた。
(東京から)
「主に佐藤錦を購入する。やはりこちらで採れる佐藤錦は格別だし、こんなに安く東京ではない。やはりここに来る甲斐があるといつも思っていて、毎年楽しみにしている」
(千葉から)
「妻の両親と自分の両親に贈る。もらうことが多かったので、実際に売っているのを見て感動というか、確かにこれは贈りたいと思う」
(仙台から)
「去年は少なくて、並んだ先からみんな取っていたが、ことしはたくさん並んでいる。選ぶのは大変だが楽しい」
ある客のお目当ては...。
(仙台から)
「"双子ちゃん"が子どもに人気がある。孫が双子」
この双子果をめぐっては、2025年の猛暑の影響で「多くなるのでは」と心配されていたが...。
(JAさくらんぼひがしねよってけポポラ・舘下勇店長)
「ことしの双子果は去年よりも数が少ないということで、ブースを縮小して去年の半分ぐらいの売り場で展開している。もともと双子果が少なかったわけではないが、頑張って人工授粉でたくさん実をつけてくれたので双子果は取ってしまった」
そして2026年はもう1つ特徴がある。
(仙台から)
「紅秀峰が好きで良く買いに来るが、もう紅秀峰が出ているんですね」
全体的に生育が早まり、やまがた紅王と紅秀峰の露地ものも今週から店頭に並んでいる。
(JAさくらんぼひがしねよってけポポラ・舘下勇店長)
「普通だと品種リレーしていくが、今年はあまり間隔がないような状態で、けっこう詰まって解禁になっている。3品種一緒に並ぶ珍しい年。ことしは非常においしいサクランボとなっているので、みなさんにたくさん食べてもらって夏の味覚を味わってほしい」
よってけポポラでは、13日から来週にかけてがサクランボシーズンのピークとなるとみていて、6月下旬まで店頭販売を行う見込み。