連日市街地に出没しているクマのニュース。14日も山形市の市街地でクマが目撃された。その後、同じ個体とみられるクマが再び目撃されたため、市は注意を呼びかけている。
(リポート)
「山形市泉町です。きょう(14日)未明、東小学校のすぐ近くの路上でクマ1頭が目撃されました。5日前(9日)には馬見ヶ崎川の対岸、二口橋の交差点でも西に向かって走って行くクマが目撃されています」
市によると、14日午前1時25分ごろ、山形市泉町の東小学校の西側の路上でクマ1頭が目撃された。
クマはその50分後(午前2時15分ごろ)、南に約1キロの印役町でも目撃されている。
市は、目撃されたクマは同じ個体とみていて、いずれも馬見ヶ崎川の土手に向かって行く様子が確認されたという。
馬見ヶ崎川沿いでは10月9日にもクマが目撃されていて、クマは河川敷を移動している可能性もある。
河川敷は今の時期、芋煮会でにぎわうため、市は50カ所に看板を設置して「食べ残しをそのまま放置しない」など注意を呼びかけている。
山形市では10月3日から12日連続でクマが目撃されていて、市は市街地を中心にパトロールを強めている。
※10月2日の目撃は「クマのふん」だったため、連続目撃の日数を13日から12日に修正しました