newsイット!やまがた

<春高バレー県代表決定戦>注目校紹介(4)練習相手は4・5年生 初のベスト4目指す 鶴岡高専・男子 10/ 9

春高バレー県代表決定戦の注目校紹介の4回目は鶴岡高専・男子。高専は5年制で、出場できるのは3年生まで。4年生と5年生も練習に参加してチーム力を底上げし、初めてのベスト4進出を目指す。

1963年創立の鶴岡工業高等専門学校。
機械や電機・情報などのコースに分かれ、専門的な知識や技術の修得に毎日励んでいる。
学校は"5年制"で、大学と同じく授業は1コマ90分。卒業すると短大卒の資格が得られる。
生徒たちは普通の高校とはちょっと違う学校生活を過ごしている。

男子バレーボール部は1年生から5年生までの37人。
今回出場するのは3年生までのため、4年生と5年生は練習相手やプレーの相談に乗るなどしてチームの底上げを図っている。

(和田真人顧問)
「紅白戦をするのも人数が多い方が困らないですし、いろんな先輩が教えてくれる、後輩も学べる環境ができているのでうれしい」

実は、取材に訪れた日は監督が不在。
監督が練習に参加するのは土日だけ。

指導者に頼るのではなく、自分たちで考えた練習メニューを実践するのが鶴岡高専の伝統。

(アウトサイドヒッター172センチ・主将3年生・尾形亮祐選手)
「高専だと練習時間が少ないので、少ない練習時間の中でどうやって技術を上げていくか。個々の磨きをかけていくのも自分たちで考えて練習するのが大事。頑張っている」

チームを引っ張るのは、3年生でキャプテンの尾形亮祐選手。
アウトサイドヒッターで滞空時間の長いスパイクが武器のエース。

(尾形亮祐選手)
「最近はけっこう調子が良くて、スパイクもいろんなコースをねらって練習しているので、それが大会でも出せるようにしたい」

そして注目はチーム最長身181センチの2人の選手。

3年生のセッター齋藤航太選手が高い位置からのトスで攻撃にリズムを生み出し、2年生のオポジット大江結人選手は高い打点からスパイク。
もちろん2人のブロックも相手にとっては脅威で、ネット際での存在感が光る。

(セッター181センチ・3年生・齋藤航太選手)
「高い位置でのセットアップが強みだと思っている。スパイカーの選手とコミュニケーションをとって、流れが悪い時でも修正できるように心がけている」

(オポジット181センチ・2年生・大江結人選手)
「ネット際で返す力。ジャンプ力はあまりないが、身長でカバーできるところがあると思う」

チームが目指すのは初のベスト4進出。
4年生・5年生の思いものせ、11日に日大山形と対戦する。

(和田真人顧問)
「乗った時の爆発力と、ゲーム中に楽しんでいるところを見てほしい」

(尾形亮祐選手)
「日大山形戦は、チームで粘って、エースに頑張ってつないで決めるというイメージを持った。負けずに粘り強く戦っていきたい」

注目校紹介最終回は山形学院・女子。





<<前の記事 初戦突破の日大山形の次戦は東北高校 鶴岡東は花巻東と対戦 高校野球・秋季東北大会

>>次の記事 130作品上映・世界中から映画関係者集結 「山形国際ドキュメンタリー映画祭」開幕・10/16まで

ただいま放送中!

詳しい番組表
Back to Page Top
会社案内採用情報地上デジタル放送SAYフラワーネットFNSチャリティキャンペーン国連共同キャンペーンさくらんぼテレビ社内見学
放送のしくみCMのしくみ放送基準番組審議会番組種別青少年に見てもらいたい番組さくらんぼテレビ人権方針個人情報保護方針
国民保護業務計画リトルリーグご意見・ご感想系列局リンクテレビ視聴データについてサイトマップ