衆参比例代表の選挙会は、立憲民主党の議員が辞職したことに伴い、比例で次点となっていた原田和広氏の繰り上げ当選を決めた。
元県議の原田和広氏は2024年10月の衆院選・山形1区に立憲民主党の公認候補として出馬して落選、比例東北ブロックでも次点となり復活当選できなかった。
しかし、比例東北ブロックで当選した馬場雄基衆院議員が福島市長選へ立候補するために辞職。
これに伴い立憲の名簿で次点だった原田氏が、欠員補充により繰り上げ当選を決めた。
県内で立憲の国会議員が誕生するのは初めて。
原田氏は18日に国会に初登院し、意気込みを語った。
(原田和広衆院議員)
「非常に胸にこみ上げるものがあったが、幼稚園の時から“将来の夢は政治家”と書いていたので、何十年越しの思いが今日かなって目頭が熱くなる思い」
原田氏は国会でライフワークの社会福祉、特に貧困の問題や生きにくさを抱える人の問題について重点的に質問していきたいと抱負を語っていた。
<県選出の国会議員7人の内訳>
自民 3人
立憲 1人
国民 2人
無所属 1人
非自民の議員が自民を上回った。