川西町の川西ダリヤ園は、8月の開園当初、暑さと雨不足で「花が咲かない」異例の事態となったが、ようやく美しい花々が咲きそろい訪れた人を楽しませている。
650品種・10万本のダリアが植えられ、日本最大級の規模を誇る「川西ダリヤ園」。
2025年は暑さと雨不足の影響で生育が遅く、8月はほとんど花が咲かなかったため、8月いっぱい入園料を無料にして営業してきた。
9月に入って少しずつ花が咲き進み、現在は園全体で6分咲きと、ようやく見ごろを迎えようとしている。
このうち、"スイーツ"や"お菓子"の名前の花が集まった一画では、赤と白の「ストロベリームース」や白とピンクの「いちごみるく」、まぶしい黄色の「レモンミルク」など、小ぶりの花々がかわいらしく咲いていて、訪れる人を楽しませている。
(新潟から)
「見たことのないダリアもあり、名前を見ていてもおもしろい。すごくきれいでした」
(仙台から)
「癒されますね。きれいですものね。落ち着きます」
川西ダリヤ園によると、これから10月にかけさらに開花が進むとみられ、11月上旬の営業終了までまだまだ楽しめそうだという。