出羽地区紅花音楽祭は、音楽を通して地域の絆を深めようと2022年から行われている。
7日は地区の団体のほか、県内各地から集まった音楽クラブなど計100人が参加し演奏を披露した。
このうち地元の第七中学校は吹奏楽部の部員数が7人と少なく、うち6人が1年生。
少ない人数での練習が難しく、休日は天童市の地域バンドに混ざり練習を重ねてきた。
(第七中学校2年・須貝奈々さん)
「部長になって初めてだったので不安もあったが、とても楽しく演奏することができてよかった。観客が拍手・手拍子で一緒に演奏してくれてありがとうという感謝の気持ち」
(出羽地区町内会連合会・佐川範夫さん)
「音楽の街にするのが夢。さまざまな音楽活動の発表ができれば地域にとってもありがたいし、みんなの絆の輪ができれば最高」
出羽地区では新たな地域バンドを結成し、中学校で進む部活動の地域移行の受け皿にもなっていきたいとしている。