モンテディオ山形が天童市に建設を予定している新スタジアムについて、天童市で進捗などを伝える市民説明会が開かれた。
モンテディオ山形は天童市の県総合運動公園の南側の特設駐車場に、新スタジアムを建設する計画を進めている。
6日は天童市による主に市民を対象とした状況の説明会が開かれ、会場には約250人が訪れた。
会では、2028年の開業を目指し来月から造成工事が始まり、今年の12月中旬にはスタジアム部分の着工を予定しているといった工事のスケジュールのほか、建設費の確保の見込みや完成後の経済への波及効果が紹介された。
天童市は建設に関連する市の負担について、本体工事のほか周辺の市道や下水道などのインフラ整備も含め約31億7千万円を見込み、うち約13億3千万円について、国の補助金を活用する予定であることが説明された。
(市民)
「いよいよ待ちに待ったスタジアムが建設に向けて進むんだなと嬉しくて嬉しくて、一日も早くできあがってほしい」
(市民)
「サッカーが好きじゃない人でも楽しめるようなスタジアムになるという説明もあったのでそのようになってほしい」
(モンテディオ山形・相田健太郎社長)
「我々が活動する地元の方たちがどれだけ応援する気持ちになってくれるかが重要。当然課題もあるが一定数の理解をいただけたことはありがたい」
天童市によると、新スタジアムの稼働による天童市への経済波及効果は、現在の3倍となる年間約24億3千万円と試算されているという。