全国的に患者が増えている新型コロナウイルスについて、県内でも患者数の報告が増え続けている。流行が続いている「りんご病」についても、患者数が依然として警報レベルとなっていて、感染対策の継続が必要。
県衛生研究所によると、8月24日までの1週間に県内の定点医療機関で報告された新型コロナウイルスの患者数は344人で、前の週より135人増えた。
1定点医療機関あたりの患者数は8.82人で、5週連続の増加となった。
2024年の同じ時期よりは少ないものの、2025年に入ってから最も多い報告数で、すべての保健所管内で増加している。
また、子どもを中心に流行し、かぜのような症状が出たあとほおや手足に発しんが出る「伝染性紅斑」いわゆる「りんご病」の流行も続いている。
8月24日までの1週間に報告された1定点医療機関あたりの患者数は6.81人で、20週連続で警報レベル。
保健所別にみてもすべての保健所管内で警報レベルとなっている。
「新型コロナウイルス」と「りんご病」の感染経路は、ともに飛まつと接触によるもののため、県衛生研究所は手洗いや消毒・マスクの着用など、基本的な感染対策の徹底を呼びかけている。
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